キャラJOB体験者インタビュー
非日常の体験をしてみたい という人には、ぜひお勧めします。
(山口幸恵さん)
―――キャラJOBにはどれくらい参加されてますか?
5年くらいです。もともと子供がエキストラをやっていて、自分でもやってみようと思ったのがきっかけです。
―――印象に残ってるエキストラの現場はございますか?
少人数の募集の案件で、TVドラマなんですけど、特に役が決まってるというわけではなかったんですが、現場での指示で「泣いてください」というのがあって、できるか心配だったんですけど、スタッフの方が雰囲気を作ってくださって、ちゃんと泣くことが出来ました。
―――泣く演技なんて凄いですね!演技の経験はあったのですか?
特にあるわけじゃないんですけど、スタッフさんの雰囲気の作り方がうまかったです。
―――他に現場で大変だったことはありますか?
そうですね、たとえば、夏に厚着して冬の格好をしたりとか、逆に冬に夏の格好をしたりすることとかが大変ですね。
―――面白かったり、楽しかったりした経験はありますか?
一番最初に行った現場が、出演者が4人くらいしかいなくて、待機場所が俳優さんや女優さんも一緒だったんですけど、俳優さんの方から声かけてくださって、現場を一緒に盛り上げてくださったりして、すごく楽しかったです。他にはビールなどのCMだったりすると、本当に現場でワイワイ盛り上がったりして、それは本当に楽しいですね。
―――エキストラに参加することの一番の醍醐味って何だと思われますか?
そうですね、普通だと日常生活だと撮影現場とか見ることが出来ないので、いつもと違った現場に行って非日常的な空間に入れるというのが楽しいです。
―――ご自分が出られた作品を実際にテレビなどで見たりしますか?
はい、見ます。こういう風にでき上がるんだなとか、こういう風に撮られたんだなとか、発見がありますね。
―――エキストラさん同士の交流などはありますか?
そうですね、別の現場で会った人と、また違う現場で会ったりして、「また会ったね」とか話したりするのはよくありますね。
―――現場での交流で印象に残ってることなどありますか?
年代や職業がバラバラなので、いろんな話が聞けて面白いですね。普段の職業もいろんな方がいて、年齢も20代から60代くらいの方々が一緒になりますので、普段会わないような方とも交流が出来て、楽しいです。
―――エキストラに最初行くときに不安はなかったですか?
事前に色々と、業界のルールなど情報を教えてもらったりしていたので、不安はなかったです。
―――事前に教えてもらったことで、役立ったことは何ですか?
例えば、お芝居でも「OK」が出るまでは何回も同じ動きをし続けなければいけない、とか。大勢のエキストラの現場でしたら、特に演技を気にする必要はないのですが、役がついて現場に行くときはレッスンのようなものを受けておいたほうが良いと思いますね。
―――最初にエキストラに行くときは誰でも多少不安になることもあるかと思いますが、そういった方に対して何かアドバイスがあれば。
もし不安があって応募を迷ってるとすれば、〇〇役とかの役がついてるものではなく、通行人とか、大勢の参加する案件にまず行ってみて、雰囲気を知ってから自分に合う案件を選んで行くようにすれば良いのではないでしょうか。セリフがあるかもしれない役などは「自分にできるのかな」とか不安になったり緊張したりしてしまうことがよくあるので、やはり自信がない方は最初は大勢の募集がかかってる案件に参加してみるのが良いと思いますね。
―――撮影現場というと、朝が早かったり、待ち時間が長かったり、遅くまでかかったり、というハードなイメージがあると思うのですが、そういった不安を持ってる方もいると思います。
朝が早いのは、ケースバイケースですし、ちゃんと起きれれば問題ないと思います。待ち時間が長いのは大抵どこの現場でもそうなんですが、本を持ってきておくとか、時間をつぶせるような準備をしておけば大丈夫だと思いますよ。
―――撮影現場に行くにあたって、大事なことって何でしょうか。
スタッフの方の指示をよく聞くことですね。
―――これからエキストラ登録を検討している方に何かメッセージをお願いできますか。
非日常の体験をしてみたいという人には、ぜひお勧めします。